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減塩の背後に潜む闇!「洗脳」からの開放!塩の真実は歴史にあり

太陽の下、塩を作る人々 健活のヒント
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塩、人類の歴史と共に歩んできた存在。

その存在感は疑いようもなく、食卓に彩りと風味を与えてきました。貴重な調味料であり、人々の生活に欠かせない存在。

しかし科学の進歩とともに、塩が持つ健康への悪影響が明らかになってきます。

高血圧や心臓疾患のリスクが増大するとされ、減塩が健康への鍵とされるようになってきました。

減塩ブームは、健康への意識の高まりと共に広まったものですが、その背後には塩の本来の役割や文化が見失われてしまう危険性もあります。

塩は単なる調味料に過ぎないのか、それとも私たちの生活や歴史を豊かに彩る存在なのか。

このコラムでは、減塩ブームに対する疑問と、塩の本来の姿を見つめ直していきます。

私たちが塩をどのように捉え、どのように摂取すべきかを考える契機となることでしょう。

塩という小さな結晶が人々の生活と文化にどのような影響を与えてきたのか、その答えを歴史を溯って紐解いていきます。


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血液は塩分を欠かせぬ栄養素

━━時は約46億年前、未だ動植物の姿を見せない地球が誕生した頃、命の舞台は有機物の光景を一切許していません。

けれども、数億年の歳月が経ち、地球の大気を満たすガスと水蒸気が光の息吹と共に変容を遂げていきます。その過程において、初めての有機物が生まれることとなるのです。

ブドウ糖と酸素の創造。

さらに、ブドウ糖から生まれたアミノ酸が、結びつきを重ねてタンパク質の姿を成します。

その混沌の中から、海の深淵で一つの単細胞の命が誕生します。

約38〜30億年前の古代、始原生命は海の膜の中で微かな鼓動を刻み始め、単細胞の命は分化と増殖の過程を経て、次第に多細胞生物としての姿へと進化していきました。

魚類へと進む一歩を踏み出し、それから両生類へと姿を変える。そして、鳥類となり、哺乳類として新たなる進化を遂げる。やがて、その頂点に立つのは、我々人類であったのです。

しかし、陸地への進出は容易ではありませんでした。陸の大地に一歩踏み出せば、命はただちに渇きに襲われることになるのです。

だからこそ、我々は海の記憶を身に宿して、身体の中に海水と同じ命を秘めて陸地に辿り着いたのです。

それが血液

すなわち生命の潮流であり「血潮(ちしお)」ともいいます。

ヒトの血液(や羊水)の塩分(ナトリウム、カリウム、塩素など)と海水の塩分バランスがほぼ同じであることが、ヒトにとって塩分が必須の栄養素であることを物語っています。

そして塩は人類最古の調味料なのです。

そのため、血液は我々にとって、塩分が欠かせぬ栄養素としての役割を果たすのです。


歴史で見た塩との関わり

━━塩という存在は、古代ローマの時代から深い意味を宿しています。

人々は「美食こそが健康の礎」という信念を抱き、イタリア語(フランス語、スペイン語)の「健康」「乾杯」を意味する「Salus(サルス)」という言葉が作られました。

塩の奥深い滋味が人々の生活に深く刻まれていたことがよくわかります。

野菜に塩をかけて食べる習慣は、「Salad(サラダ)」、ローマの兵士には給与の一部を塩で支払われたので、「salary(サラリー)」といいます。

聖書にも「あなた方は地の塩である」と記されています。

それは、塩が人々の生活において不可欠な存在であることを告げているのです。

そのため、西洋や日本の地名には「塩」の名が数多く刻まれています。

日本には「塩の道」と呼ばれる古い街道に沿って、「塩川」「塩谷」「塩島」「塩原」といった地名が作られ、そこを中心に宿場もでき、各地の文化交流がなされ、日本の歴史と興隆に大きな影響を与えたのです。

大相撲の力士が土俵にまく塩は、「浄化」という意味を宿しているし、葬儀の参列者が帰りに家族に塩をかけるのも同様の意味が込められています。

上棟式には四方の柱に塩をまく風習があり、それは邪悪を払い、家と家族を守るという意味合いを秘めています。

また戦国の荒ぶる時代、武田信玄は今川や北条との戦いにおいて「塩止め」という策略に苦しめられていました。

塩が不足すれば力が衰え、正々堂々と戦うこともできなくなる。

しかし、信玄に対する敵意を抱く者たちの中には、その哀れみや思いやりを持つ者もいました。

越後の上杉謙信という名将が、信玄の兵士たちに塩を送り届けたのです。

敵である信玄に対して、敵意を超えた人間の絆が生まれた瞬間です。

この出来事から、「敵に塩を送る」という格言が生まれたのです。


現代…減塩は深刻な疾患の温床

このように世界の歴史から見てわかるよう、かつてより塩は、人々の生存に欠かせない最も重要な食品として位置づけられ、文化の進展に大いに寄与してきました。

しかしながら、現代の日本に戻って塩の立ち位置を確認してみよう。

1960年頃、寒冷な東北地方に住む人々が身体を温めるために多量の塩を摂取したことによって、「高血圧に罹患する人が増えた」という一点の事実だけを根拠に、国民全体に対して減塩を強制するという措置が取られてしまった。

「塩分は、高血圧や脳出血の根本的な要因である」という確信が、米国のL・K・ダール博士によって示され、日本の塩分摂取量と高血圧の罹患率を、塩分摂取量の少ない太平洋のマーシャル諸島の人々やアラスカのイヌイットの人々と比較することで明らかにされた影響です。

この一点のみの理由から減塩を強制してしまったことのツケは、実は甚大なのです。

1957(昭和32)年には、日本人の脇の下の平均体温は「36.9℃」もあったといいます。

しかし現代では、「35.8〜36.2℃」の範囲に収まる人がほとんどであり、中には「34℃台」の人さえも存在しています。

この低下した体温の要因の一つには、現代人の筋肉量の減少が挙げられます。

体温の40%は筋肉によって生み出されるのに、現代では体を動かす機会が減り、かつてのように筋肉を動かすことが少なくなってしまった。

当然のことながら、体温を適切に保つために必要な塩分の摂取不足も大いに関係しています。

そして体温が1℃低下すると免疫力が約30%も低下することや、ガン細胞が35.0℃といった低体温で増殖し、一方で39.6℃の高温では死滅することも明らかになっています。

1975(昭和50)年のガンによる死者数はおよそ13万人であり、当時の医師数も同様の13万人でした。

しかしこの50年近くの間に、ガンの研究や治療は飛躍的に進歩し、医師の数も約33万人に増加したにも関わらず、2021年のガンによる死者数は約38万人に上ったのです。

医師たちはガン細胞を切り取り、放射線で焼き尽くし、抗ガン剤で撃退しようと奮闘しています。

しかし、それでもなおガンに罹る人々の数は著しく増加し続けているのです。

現代社会において、体温の低下とガンの増加という現実は避けて通れないものとなっています。


減塩運動の弊害

━━国民の心には、「塩分=高血圧」という公理が深く刷り込まれてしまいました。

しかし、真実は容赦ない現実を告げています。

全国平均よりも塩分摂取量が少ない地域、大阪や沖縄などでさえも、高血圧による死亡率が高いのです。

もし「塩分=高血圧」が正しいならば、もっと塩分摂取量の多い地域で高血圧による犠牲者が増えるはずだろう。

同様に、ガンによる死亡率も、塩分摂取量が全国順位40位以下の大阪、兵庫、島根などで全国平均よりも高い。

そして長野県、今や日本で最も長寿の地として謳われるその県の塩分摂取量は、日本で4番目に多いのです。

さらに、フィンランドやスウェーデン、ノルウェー、ロシアといった北欧諸国では、うつや自◯といった心の病がはびこっています。

日本でも、秋田県、山形県、青森県、新潟県といった北国の土地では、自○者の数が増えています。

その理由は「日照不足」と「厳しい寒さ」にあるとされています。

だからこそ、北国の人々は、体を温めるために塩分摂取量を伝統的に増やしてきたのです。

それは何百年にもわたる祖先の知恵だったのです。

しかし今や、東北地方で極端な減塩が行われているせいで、体温が下がり、うつや自◯の数が増えています。

このような多様な影響をもたらしている【減塩運動】の弊害が、ほとんど知られていません。

西洋医学はこれを無視しており、問題にも触れようとしていません。

1945(昭和20)年以降の日本人全体の平均食塩摂取量は「15g/日」でありましたが、1979(昭和54)年には「13.1g/日」になりました。

米国のL・K・ダール博士によって示された影響が表れているのです。

その後は、厚生省が発表した「10g以内が望ましい」という指針に従い、食塩摂取量は年々減少してきました。

1985年には日本人の1日の平均食塩摂取量は「12.1g」にまで減り、その後も2015年には「10.0g」となります。

しかし、それでも厚生省は減塩を推し進め、現在では「男性7.5g以下、女性6.5g以下が望ましい」と発表しています。

さらに驚くべきことに、WHO(世界保健機関)は「5.0g以下」を推奨しているのです。

この数字を見れば分かる通り、戦前と比較して食塩摂取量は半分以下にまで減少しているのにも関わらず、彼らはさらに3分の1にまで減らそうとしているのです。

ここまで推し進めるその背後にはいったい何があるのでしょうか。

糸口を辿ると、食品業界の巨大企業や製薬会社との癒着が浮かび上がってきます。

彼らは減塩運動を推進することで、自社の商品に対する需要を高め、巨額の利益を得る狙いがあるのではないかと疑わざるを得ません。

減塩運動はあくまで大衆を騙し、その一方で製薬会社や医療機関に巨額の利益をもたらすための一手なのかもしれません。

食塩を制限することで、高血圧や心臓病などの疾患が増加し、それに対する医療需要が高まる。

そして、それに応じて抗高血圧薬や心臓病治療の薬剤が売れるです。

もはや食塩は単なる調味料ではなく、巨大な利権の対象と化しているのです。

塩分は私たちの体温調節や免疫力維持に重要な役割を果たしており、極端な減塩はそれらの機能を損ない、さまざまな健康問題を引き起こす可能性があります。

しかし、そうした真実は闇に葬り去られ、我々は無知のまま減塩の洗脳に騙されています。

我々は現代の社会において、食塩というささやかな物質が私たちの健康と生活に与える影響を見過ごしてはなりません。

塩分は単なる悪者ではなく、適切な摂取量であれば私たちの健康を維持するために必要な要素なのです。

過度な減塩は私たちの体にとって逆効果であり、健康を損なう可能性さえあるのです。

塩との付き合い方

━━減塩洗脳にあっている方々への警鐘、「塩分不足」こそが深刻な疾患の温床であると告げたい。

まず、基本的な事実を述べましょう。

塩分を多く摂取しても、発汗や排尿を促進すれば問題は生じないのです。

塩や塩分の多い食物をたっぷりと摂取した場合、私たちの体はナトリウムクロライド(塩化ナトリウム)を摂取し、血液中へと吸収します。

ナトリウム(Na)は水分を引き寄せる特性を持ち、血液中の水分量を増加させる。

その結果、心臓はより力強く血液を押し出す必要が生じ、血圧が上昇する。

つまり、塩分の摂り過ぎは確かに血圧を上昇させています。

高血圧患者には利尿剤が処方され、尿の量を増やして塩分を体外へと排出する働きを促されます。

尿量の増加と共に、高血圧の主な要因である塩分が体外へと追いやられるのです。

つまり、「少し多めの塩(塩分の多い食物)を摂取しても、発汗や尿によって排泄すれば良い」というわけなのです。

入浴やサウナ、運動などを通じて発汗を促すことは、必然的に尿の排出も活性化させるのです。発汗と排尿は、塩分(ナトリウム)の排出も促してくれるのです。

従って、日常的に発汗と排尿を促すことを心がければ、心置きなく塩(塩分の多い食物)を摂取することができるのです。

さらに、カリウムという物質にはナトリウムの排出を助ける働きがあり、過剰な塩分の調整に役立つことが知られています。

以下は、カリウムが豊富に含まれる食品の一部です。

  • 野菜
  • 果物
  • 昆布やひじきなどの海藻類
  • 大豆やいんげん豆などの豆類
  • じゃがいもなどのいも類

これらの食品を積極的に摂取することで塩分の過剰摂取を調整する助けとなるでしょう。

我々が認識すべきは、「塩分不足」が如何に重大な疾患を引き起こすかという点です。

食塩の摂取は、数々の効能を有するのです。

まず、体を温める効果があり、体液(血液、リンパ液、細胞内液など)の浸透圧を一定に保ち、水分の代謝や体液のpH(ペーハー、酸塩基平衡)を適切に調整する役割を果たしています。

また、神経の興奮伝達にも関与し、筋肉の収縮作用に大いに関わっています。

さらには、胃液・腸液・胆汁などの消化液の生成に欠かせず、体内の有毒物を解毒する役割も果たすのです。

反対に、「塩」の摂取不足は、様々な症状を引き起こす可能性があります。

新陳代謝(体温)の低下や食欲減退、筋肉収縮力や神経の興奮伝達作用の低下による痙攣(けいれん)の発生、心筋の収縮力低下による血圧の低下(脱力感や倦怠感)やショック症状の発現、さらには腎機能の低下(腎臓の過労による塩分の再吸収)などが考えられるのです。

賢明なる読者の皆さんにおいては、この機会に心して「塩」の重要性を再認識していただきたい。

本能が欲するならば遠慮なく摂取する。

しかし、運動や入浴によって発汗や排尿を促進し、塩分を排泄することも忘れぬようにする。

そしてより健康的な生活を手に入れることができれば幸いです。

塩の歴史を振り返り、真実を見つめることが必要であり、減塩洗脳の影響に翻弄されることなく、塩分の重要性を理解していただきたい。

\ミネラルのない化学塩は卒業/

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この記事を書いた人
びわおちゃん

☆1971年生まれ ☆滋賀県在住
☆物流系30年 ☆92'立命館大学卒

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