水素と文庫小説のblog -『SUISO ESB』の管理者のたそがれといいます。
プロフィール
それでは簡単に経歴を ↓
- 1971年1月生まれ
- 滋賀県在住
- 学歴:立命館大学中退
- 家族:妻とふたり👥
- 趣味:ゴルフ⛳、読書📕
- 高校野球好き⚾
- 青春🌞

私の父は転職することもなく定年退職するまで物流会社ひとすじで、
今では独立開業して軽貨物配送の親方をやっています。
そんな父が長距離トラックドライバーだった若い頃、私はよくトラックに乗っけてもらっていました。
大都会のど真ん中や、フェリーでの海の風景、工場での荷下ろし作業といった様々な景色を見させてもらいました。
ふたりでキャッキャッ♪言いながらトラックに乗っていましたが、つくづくいい経験したなと感じています。
今の時代では何かとうるさくてそんなことできませんが。
その頃の良い記憶が大学生の自分に影響を与えたのか、アルバイトで物流に関わった時は「おもしろい!」と思ったんですね。
それからは物流の仕事に夢中でした。
大学も中退していまい(少し後悔)、近くにあった運送会社に就職することにします。
そこまで大きな会社ではありませんでしたが、「この会社絶対大きくなる」という父のススメもあり、そこで頑張る決心をしました。
父の言う通り20年したら、一部上場企業の仲間入りを果たしていました。
今では売上で日本の運送会社ベスト20位前後をウロチョロする位の大きな会社に成長し、世間でもチラホラ名前を目にすることもあると思います。
この会社の会長は人間力が溢れている方で別次元の生き物のようです。
トラック1台で起業して、わずか半世紀もしないうちに運送会社をここまでの会社にするなんて中々ないですよね。
いつも目標設定を非常に高くされるのですが、なぜか「頑張ろう!」という気にさせられるのです。
私も含めてみんな馬車馬の如く働いて、常に目標は達成されていましたね。
昔はパワハラやモラハラや長時間労働など結構ありましたが、「自分のとこだけじゃなくて、よその会社もそんなもん」ってみんなそう思って仕事をしていたと思います。
当時はそんな言葉も意識もなかったので、今になって当時をふり返ったらハラスメント関連のオンパレードだったんだなと改めて思います。
今ではそんなこと許されませんが、あの時代もあれはあれでよかったなと思っています。
それだけ物流が好きだったのかもしれませんが。
物流の未来
2024年4月1日以降、『働き方改革関連法』の時間外労働の上限規制を「自動車の運転業務」に対して施行します。
今まで青天井だったトラックドライバーの労働時間にメスを入れる形となる労働法改正が数十年ぶりに行われました。
労働時間を少なく抑えることで、少子高齢化問題やリスキリングなどへの期待を込めた「ワークライフバランス」を目指す聞こえのいい施策ですが、現実離れした感が否めません。
今の物流業界は慢性的な長時間労働に加え、少子化・高齢化などの影響もあって長く人材不足に悩まされています。
コロナ禍の流れから巣ごもり需要でECが劇的に発展、荷物の数は桁外れに増え長時間労働の解決には程遠い状況に陥っています。
運送事業者はその時までに、人員不足の中で仕事量を減らさず時間以内に業務を終わらせることが求められます。
万が一、人員を確保できたからといって全てを解決できるわけではありません。
社会的・経済的悪条件が揃っている中で、各企業は対策を講じ諸問題を解決していかなければなりません。
有識者らが集まり知恵を振り絞ったとしても、簡単にクリアできないことは物流の世界で活躍されている方々は理解されている事と思います。
宅配便が来ない、スーパーにモノが陳列されていない、なんて事が現実に起ころうてしているのです。
それほど物流業界は危機に陥っているのです。
当サイトの趣旨
ロジスティクス効率化に関わるDXやイノベーション、また次世代エネルギーの情報を発信していくサイトです。
脱炭素社会を目指す新エネルギーの研究は、ロジスティクスにも大きく関わってきます。
物流業界のトラックは、ディーゼルエンジンから燃料電池車(FCV)、もしくは水素エンジンを搭載する形に変わっていくでしょう。
自動車業界では、走行時にCO2を排出しないEV(電動車)が凄まじい勢いで普及されつつあり、中国やEUなどでは表向きの脱炭素社会に向けた動きが見えます。
将来的に化石燃料車からEVへ移行することを必然としむけ、嘘かホントか、さも地球に優しいかのような謳い文句で日本を巻き込んでいます。
EVが全世界に共通した脱炭素モデルであるかと言えば、決してそうではありません。
全ての工程を総合して見れば(LCA)それが分かります。
もはやEVの方に問題があると言ってもいいくらいです。
HV(ハイブリッド車)やPHV(プラグインハイブリッド車)の方がCO2の排出量は少ないのです。
とはいえ、化石燃料を使用する部分に少なからずネックがあります。
それを解決するに相応しい新しいエネルギーが「水素」になるわけです。
このサイトでは、「水素」こそが未来を担う大本命だと確信しており、熱心にリサーチして皆様に発信していくつもりです。
これからの10年で世の中は劇的に変化します。
皆さんの生活に直結する問題ですので是非ともご覧になられてください。
