2023年夏、第105回全国高校野球選手権大会では熱い戦いが繰り広げられています!
若人たちの輝く瞬間に胸が躍りますね♪
是非、彼らの奮闘と成長する姿を見逃さずに応援していきましょう!
数少ない親子ホームラン記録
さて、「親子」の甲子園出場は過去に多く紹介されています。
それだけでも十分に凄いことですが、ニ代にわたって甲子園出場を果たした上、二人がホームランを打った記録は実はあまりないのです。
高校野球の歴史において見ても、わずか2組という希少記録。
夏の全国高校野球選手権大会は、1915年(大正4年)の第1回大会から始まり、今回で第105回目になる長い歴史です。
甲子園に出場した高校生が、のちに親となり、そしてその子供が成長して高校3年生になるまでを30年程度と考えても、そのチャンス期間は75年もあります。
75年という長い期間を経てしても、わずか2組とは…かなり難易度の高い記録になるんですね。
今大会では、その記録を狙える選手が2人も出場しているんです!
その1人目が…
① 山梨県・東海大甲府高校の窪田選手です!
地方大会成績:9打数5安打 .556
元々は内野手の控え選手でしたが、春以降の打撃の成長を買われ、外野手にシフトし出場の機会を増やしているそうです。
打率を見てもわかりますが凄いですね!
37年前の夏の甲子園大会で、父・龍二さん(54)が福井商戦でホームランを放っています。
これは1986年の第68回大会の初日の第2試合のことです。
PL学園のKKコンビ(桑田・清原)が卒業した翌年の大会ですね。
ちなみに龍二さんがホームランを打った第2試合の直前の開幕第1試合では…!?
↑この話は後半に詳細を……。
そして2人目が…
② 神奈川県・慶應高校の清原選手です!
地方大会成績:3打数0安打 .000
元プロ野球選手の清原和博さんの次男・勝児選手で、春のセンバツでも話題になりました。
今回は控えの内野手として出場されますが、代打で打席に立つことは間違いありません。
「◯番サード清原くん」とアナウンスされれば、球場は盛り上がること間違いなし。
ちなみに父(西武→巨人→オリ)は言わずともご存知でしょうが、ホームランいっぱい打ってます!
甲子園本塁打数13本は記録、2位とは7本の差ですね。(元巨人の桑田さん等)
親子初の全国制覇も期待してみましょう♪
今大会では、この2選手の親子ホームランの記録がかかっています。
是非ともホームランを打って名を残して欲しいものですね。
ベストセラー
親子ホームラン記録2例を見てみよう
初の親子ホームランは?
2010年春のセンバツ大会で達成されています。
つい13年前の出来事!
日大三(東京)の吉沢翔吾選手が、山形中央高校との1回戦で甲子園史上初の親子本塁打となる左越え2ランを記録しています。
最終的にチームは惜しくも準優勝でした。
翔吾選手の父は、元阪急の吉沢俊幸氏で、同じく日大三で1971年のセンバツ大会で坂出商(香川)との準決勝で左越えソロを放ち、その後は全国制覇も果たしています。
この時、史上初の親子で甲子園制覇がかかっていたんですが、惜しくも達成ならずでした。
2度目の親子ホームランは?
2013年夏の選手権大会で達成されています。
初の記録達成からわずか3年後に2度目の親子本塁打!
日大山形の奥村展征(現ヤクルト)選手が日大三高との初戦で中越え2ランを放ちました。(日大三高からホームランってなんか繋がってますね〜)
知ってる方は多いと思いますが奥村選手、底抜けの陽キャです。(知らない方はYouTubeでいろいろ検索してみて下さい。爆笑です!)
(ヤクルトスワローズ公式YouTubeチャンネルより引用)
奥村展征選手の父・伸一さんは甲西高校(滋賀)が85年夏に初出場ながら4強入りし「ミラクル甲西」と呼ばれた当時のメンバーです。
準決勝で清原和博さんのいたPL学園に破れています。
伸一さんは、2年連続出場の翌1986年の夏の選手権大会で開幕第1試合の三沢商(青森)戦で開幕第1号となる右越えソロを放っています。
先述した東海大甲府の窪田龍二さんはこのホームランの次の試合でホームランを放っているんですね。
第1号が奥村伸一さんで第2号が窪田龍二さん。
いやぁ~、何か奇妙な縁を感じます。
相関図的なものから見ても、微妙に繋がってませんか?
勝ち進めば、今回出場している日大三高と対戦することになるかも知れません。
万一その組み合わせが実現し、そこでホームランを打ってしまったら、日大三高には親子ホームランの神様がいるとしか思えません!
もういっそのこと窪田龍大選手と清原勝児選手が2人ともホームラン打ってくれたら面白いのにね〜♪
こんな奇妙な縁が更に広がることを楽しみにしています。
━それでは、彼らの記録達成を見逃さずに応援していきましょう!
今回は甲子園観戦の楽しみが少し増えた話でした♪
清原勝児選手の慶應は初戦突破しました!
父和博氏もバックネット裏から応援です✨
窪田龍大選手の東海大甲府は、惜しくも専大松戸に敗れてしまいました!
東海大甲府の皆さんお疲れ様でした✨
日大三はおかやま山陽に敗退!
慶應は逆転で沖縄尚学に勝利。ベスト4進出は103年ぶりの快挙!
新ルールのクーリングタイム(10分間)後、大きく流れが変わりました。
甲子園決勝戦、慶應が仙台育英を下し107年ぶりの優勝!
清原勝児選手の出番はありましたが残念ながらホームランは出ませんでした。しかし今夏の大会では、大事な場面で数回流れを変える演出をしていました。親子ホームランはありませんでしたが、親子全国制覇は達成です。
出場された選手のみなさん、お疲れ様でした✨
スポーツ観戦&レジャーに最適!
ベストセラー
コメント