恋愛小説に魅了されること間違いなし!
手軽に持ち運べて、時間を忘れて没頭できる文庫本。
ジャンルは様々で、どれも一度読んだら忘れられないストーリーばかり。
ぜひ、この機会に手にとって、素敵な物語を堪能してください♪
それでは今回ご紹介する文庫小説はこちらです。
恋と血の物語、青春の終わりと永遠の始まり――。
『トワイライト』は、不朽の名作として世界中で愛されるステファニー・メイヤーさんによる小説です。
陰鬱な雰囲気が漂う小さな町に引っ越してきた「ベラ」、そして彼女が出会った美しい青年ヴァンパイアの「エドワード」。
彼らの運命的な出会いが、二人の愛を育む一方で、恐怖や脅威も生み出していきます。
一度手に取れば、その魅力に引き込まれること必至のヴァンパイアファン必読の恋愛小説です。
はじめに
暗闇に浮かび上がる月の輝きと、闇夜を彩る静寂。
そんな神秘的な雰囲気が漂う小説『トワイライト』。
ステファニー・メイヤーさんの緻密な描写力が生み出す、人間とヴァンパイアの切なくも美しい恋模様は、多くの読者たちを魅了しました。
『トワイライト』は、翻訳版がヴィレッジブックスから出版され、作品は以下の章から成り立っています。
- トワイライトⅠ(上・下巻)
- トワイライトⅡ new moon(上・下巻)
- トワイライトⅢ eclipse(上・下巻)
- トワイライトⅣ breaking dawn(上・下巻)
- トワイライトⅣ breaking dawn(最終章)
また、上記の9冊に加えて待望の続編『ミッドナイト・サン』が誕生したことで、ファンたちは再びその世界に心躍らせています。
『トワイライト』シリーズの世界観やキャラクターたちの魅力『トワイライト』ファンの方はもちろん、これから初めて読んでみようと考えている方も、ぜひご一読ください。
『ミッドナイト・サン』は全3巻
ストーリー概要
高校生のイザベラ・スワン、愛称「ベラ」は、霧の街フォークスへ引っ越し、転校先で美しくミステリアスな青年「エドワード・カレン」と出会う。
エドワードは、人間と共に生きるヴァンパイア。
人間の血を吸わない草食ヴァンパイアであり、カレン家の一員。
姉の「アリス」は未来を見る能力を持っており、カレン家の里子「ジャスパー」は他人の意思を操る能力を持つ。
そしてエドワードは、誰よりも早い動きができるスピードを持ち、人の考えを読むことができる能力が備わっているのです。
ベラとエドワードは急速に惹かれ合い、人間とヴァンパイアという禁断の恋に墜ちていきます。
ベラには全てのヴァンパイアを狂わせるほどの特別な香りを持つ血が流れており、人間の血を好む凶悪なヴァンパイアたちがベラを襲ってきます。
エドワードは、ベラを守るため彼女の血を狙ったヴァンパイアらとの死闘を繰り広げることになるが……。
そしてある日のこと、ベラの特別な血が原因で事件が起き、それがきっかけでエドワードは突然別れを告げる。
あまりの突然なことにベラは立ち直れない日々を過ごすが、そんな彼女を支えてくれたのが、太陽のように温かい人狼(じんろう)の「ジェイコブ」だった。
ジェイコブは、ヴァンパイアの宿敵であるオオカミ族の一員だった。
ジェイコブもまた、ベラに恋をしてしまうのです。
だがベラはエドワードが忘れられない。
その頃、彼女のもとを去ったエドワードは、3000年生き続ける最強のヴァンパイア「ヴォルトゥーリ族」のもとにおり、人間に正体を知られてはいけない、という掟に背いたために命を奪われそうになっていた。
しかし、最強ヴォルトゥーリ族は、特別な血を持つベラに深く興味を持ち、ベラをヴァンパイアにすることを条件に解放することになる。
そして、エドワードはベラに対して決定的な告白をすることになるが…..。
物語の舞台と主要登場人物
『トワイライト』の舞台は、米国の太平洋岸北西部の小さな町フォークスで始まります。
フォークスの小さな町並みや、周辺の山脈、森林、河川などの風景描写が美しく描かれており、また吸血鬼や狼男たちの能力や秘密など、ファンタジー的要素が織り込まれているのも魅力の要素です。
登場するキャラクターたちも、それぞれに魅力的な特徴を持っています。
主人公のベラは、運動音痴ですが、内向的で優しい性格の女子高生です。
エドワードは、美しく、賢く、高潔であり、彼の吸血鬼的な能力にも注目が集まります。
そして、ベラの親友であるジェイコブは、エドワードに対するライバルとして登場し、狼男としての秘密も持っています。
ファンの人気投票によると、シリーズで最も人気のある作品は、第1作目の『トワイライト』です。
また、人気のあるキャラクターは、エドワード・カレン、イザベラ・スワン、ジェイコブ・ブラックの順になっています。
これらのキャラクターたちの魅力的な個性や関係性が、読者たちの心を鷲掴みにし、長年にわたって支持を集め続けています。
トワイライトの映画化
『トワイライト』シリーズは、世界中で大きな話題を呼び、映画化されることとなりました。
映画化の権利は、ステファニー・メイヤー自身が所有していたため、彼女が映画化の製作にも深く関与することとなります。
最初の映画は、2008年に公開された『トワイライト 〜初恋〜』
この映画は、ステファニー・メイヤーの小説を忠実に再現したものであり、クリステン・スチュワートがベラ役、ロバート・パティンソンがエドワード役を演じました。
この映画は、全世界での興行収入が3億ドルを超え、大ヒットとなりました。
この配役はまさにドハマりの言葉につきますね。
続いて公開されたのは、2009年に公開された『ニュームーン/トワイライト・サーガ』
この映画は、前作同様、ステファニー・メイヤーの小説を忠実に再現したものであり、ベラとエドワードの別れと再会を描いた作品です。
この映画も大ヒットとなり、興行収入は3億7000万ドルを記録しました。
その後、『エクリプス/トワイライト・サーガ』(2010年)と
『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1』(2011年)、
『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』(2012年)の2部作が公開されました。
これらの映画も、小説のストーリーを忠実に再現し、世界中のファンを魅了しました。
映画の製作にはステファニー・メイヤー自身が深く関与し、映画版の脚本執筆やキャスティングにも関わっています。
そのため、映画版のキャラクターたちは、小説版と同じような魅力的なキャラクターとして描かれ、ファンの期待に応えることとなりました。
トワイライト以降の主人公たち
二人の主人公たちは、ともに『トワイライト』シリーズの出演によって爆発的にブレイクしました。
クリスティン・スチュワートは、トワイライトシリーズ以降にも多くの映画に出演し、その演技力が高く評価されています。
代表作には『スノーホワイト』『エージェント・ウルトラ』『アクトレス〜女たちの舞台』『ロスト・エモーション』『チャーリーズ・エンジェル』『スペンサー ダイアナの決意』などに出演しています。
一方、ロバート・パティンソンはトワイライトシリーズ後、実力派俳優として活躍しています。
映画『ザ・バットマン』では主演を務めることで注目を集めました。
また、『コズモポリス』、『マップ・トゥ・ザ・スター』『テネット』などでも高い演技力を発揮しています。
皆さんもご存じかと思いますが、この二人は『トワイライト』での共演をきっかけに2009年から2013年まで交際しています。
2012年にクリスティン・スチュワートの浮気が発覚し、一時破局となりましたがすぐに復縁。
それから1年経たずしてまたしても浮気が発覚してしまいます。
そのお相手は同一人物で、『スノーホワイト』の監督ルパート・サンダース氏でした。
結局、二人は完全破局しましたが、以降も二人で何度も会っていますので恋人ではないにしろ、関係性は続いているようです。
ですので続編のさらなる共演は、可能性としてあるかも知れませんね。
まとめ
「トワイライト」シリーズは、今でも多くの人々に愛され続けている作品です。
本作品の魅力は、不思議な力を持つ吸血鬼と人間の恋愛を描いた独創的なストーリー、そしてキャラクターたちの独特な魅力にあります。
このシリーズは、一度読んだり見たりするだけでなく、何度も何度も繰り返し楽しめる作品でもあります。
また映像の分野でも、クリスティン・スチュワートとロバート・パティンソンが演じたベラとエドワードの恋愛は、多くの人々の心を掴んで離しません。
「トワイライト」シリーズは、その世界観やキャラクターたちの魅力から、多くのファンたちに愛され続ける作品で、ファッションやメイク、音楽などにも影響を与え、トレンドを生み出すきっかけとなりました。
今後も、このシリーズから生まれる様々な文化的影響に注目が集まり続けることでしょう。
こちらは『トワイライト』にハマると手に入れたくなる、いわゆる攻略本!
小説や映画では読み解きにくい部分や、登場人物の設定が細部まで分かるのでおもしろいですよ♪
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